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トヨタ ランドクルーザープラド(150系プラド)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車の再生と維持2022.12.06

トヨタ ランドクルーザープラド(150系プラド)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

ランドクルーザープラドといえば、ランドクルーザーシリーズのライトデューティー用に開発・発売されたモデルです。現行モデルは4代目で150系と呼称されています。2009年9月に発売され、13年間(2022年12月現在)フルモデルチェンジをしていないロングセラーモデルです。120系プラドから高級路線になり、150系も高級セダンと遜色ない内装に仕上がっています。そのため、新車の乗り出し価格は、なんと500万円を超える高価格帯に……。なかなか手を出しにくい金額ですが、中古車では200万円台から購入できます。現行モデルが新車の半額程度で手に入るとのことで人気を集めていますが「大排気量かつ大型のランクルプラドは維持費が大変そう……」と心配の方も多いですよね。この記事ではランクル150系プラドにかかる維持費について解説いたします。 ランクル150系プラドの特徴 150系プラドは4代目のランドクルーザープラドです。先代の120系から高級路線にシフトし、150系も高級路線が継続されました。売れ筋のグレードでは本革シートを装備し木目パネルをあしらうなど、レクサスのような上質のインテリアデザインになっています。最近では、国のVIPを警護する車列の最後部で要人をお守りするクルマとして150系プラドが配備されています。オフロードを果敢に攻めたりオンロードで要人を安全に移動させたり、攻守ともに優れた性能を発揮することが特徴です。 ランクル150系プラド維持費の内訳 ランクル150系プラドの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ランクル150系プラドには3種類のエンジンが存在します。それぞれの燃費を見ていきましょう。 直4 2.7L 2TR-FE型ガソリンエンジン:8.3~9.0km/リットルV6 4.0L 1GR-FE型ガソリンエンジン:7.9~8.2km/リットル直4 2.8L 1GD-FTV型ディーゼルターボエンジン:11.2km/リットル 10.15モードのカタログ燃費で比較しましたが、ガソリン車はすべて10km/リットル未満です。実燃費については2.7リットルのガソリンエンジン搭載モデルで7.5~8.0km/リットル程度といわれています。ディーゼルターボエンジンは10.5~10.9km/リットルと10km/リットル以上は走るようです。2.7リットルのガソリンエンジンはレギュラーガソリン対応とはいえ、近頃原油価格高騰の影響でガソリン代が高いため、燃料代が安く燃費の良いディーゼルエンジンのほうが経済的ですね。150系プラドのディーゼルエンジンであれば排ガス規制をクリアしています。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に2.8リットルのディーゼルターボエンジンを搭載した150系プラドを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、軽油は約95.2リットル使用(*1)し燃料代は13,528円(*2)かかります。この条件で1年間走行した場合は、162,335円(*2)です。*1 燃費は10.5km/リットルで算出*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格142.1円で算出 自動車税 2022年11月現在、新車登録が2019年10月1日以後の2.5リットル超~3.0リットル以下(自家用)の自動車税は50,000円/年です。2.8リットルのディーゼルエンジンを搭載した150系プラドの場合はどうでしょうか。150系プラドは前期モデルが2009年9月発売です。初期モデルの一部は車齢13年を超え、自動車税は重課税され58,600円になります。前期モデルはすぐに初年度登録から13年が経過するので、自動車税を抑えたい方は中期モデル以降を選ぶと良いでしょう。13年が経過していないモデルの自動車税は50,000~51,000円になります。4.0リットルのガソリンエンジン搭載モデルの120系プラドは車齢13年超えで76,400円のため、ずいぶん税金が安いような印象を受けます。 任意保険 ランクル150系プラドの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):285万円車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約113,000円/年でした。車両保険は285万円まで補償されます。 車検 自家用登録したランクル150系プラドの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24か月)自動車重量税:41,000円(24か月)※初年度登録から13年未満で算出印紙代:1,800円車検料:60,000円合計:122,810円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します 150系プラドは車両重量が2トン以上あるため、重量税の区分が2.0トン超~2.5トン以下の区分になります。重量税は41,000円ですが、初年度登録から13年未満の個体の場合重課税はありません。また、現行モデルの場合、比較的故障が少なく交換部品や整備箇所が少ないことが予想されるため車検代は安く抑えられるかもしれません。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ランクル150系プラドのメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。高く見積もって5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ランクル150系プラドのタイヤ交換が発生する場合は大きなタイヤになるので+10万以上かかるケースもあります。 ランクル150系プラド年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、2.8リットルディーゼルエンジンモデルの場合、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のランクル150系プラド年間維持費>軽油代:162,335円自動車税:51,000円任意保険:113,000円車検:61,405円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:437,740円 月額では36,500円ほどかかります。通勤で使用しない場合は軽油代と任意保険料を下げることができます。ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生します。月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかってきます。 ランクル150系プラドの維持費が高いと思った時の対処法 大排気量かつ大型のクルマの維持には自動車税、重量税がかさむために費用がかかります。もし、ランクル150系プラドの維持費が高いと思ったら、手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。過走行かつ古いクルマでも高く売却できる可能性があります。 ※2022年11月27日時点のデータ

トヨタ ランドクルーザープラド(120系プラド)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車の再生と維持2022.12.05

トヨタ ランドクルーザープラド(120系プラド)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

ランドクルーザープラドといえば、ランドクルーザーシリーズのライトデューティー用に開発・発売されたモデルです。プラドの中でも2002年10月~2009年9月に発売された三代目の120系プラドは高級路線にシフトし、高級セダン購入層にも支持され人気を集めました。中古車も人気が高く、あまり寝落ちしないランクルシリーズですが、120系プラドの価格は現在100万円台で購入できる個体もちらほら出てきました。しかし「型落ちのランクルプラドは維持費が大変そう……」と心配の方も多いですよね。この記事ではランクル120系プラドにかかる維持費について解説いたします。 ランクル120系プラドの特徴 120系プラドは三代目のランドクルーザープラドになります。先代までの硬派なイメージから一気に高級路線にシフトし、セルシオと同等の上質な内装になりました。売れ筋のグレードでは本革シートを装備し木目パネルをあしらうなど、ランクルプラドのイメージを一新したモデルです。 内装には泥臭さがなくなりましたが、走りの面もマイルドに変わったわけではありません。トルセン式のLSDやセンターデフロックなど、当時最新技術を盛り込み悪路走破性も進化しています。また、オフロード走行に適したショートボディの3ドアモデルが選択できることも大きな特徴です。 ランクル120系プラド維持費の内訳 ランクル120系プラドの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 ランクル120系プラドには4種類のエンジンが存在します。それぞれの燃費を見ていきましょう。 直4 2.7L 3RZ-FE型ガソリンエンジン:8.5km/リットル直4 2.7L 2TR-FE型ガソリンエンジン:8.8km/リットルV6 3.4L 5VZ-FE型ガソリンエンジン:8.1km/リットルV6 4.0L 1GR-FE型ガソリンエンジン:7.8~8.1km/リットル直4 3.0L 1KD-FTV型ディーゼルターボエンジン:10.8~11.2km/リットル 10.15モードのカタログ燃費で比較しましたが、ガソリン車はすべて10km/リットル未満です。実燃費についてはガソリンエンジン搭載モデルで5~6km/リットルといわれています。ディーゼルターボエンジンは10km/リットル超えですが、排ガス規制対象エリアに乗り入れられないというデメリットがあります。 ここからは金額をシミュレーションします。仮に4.0リットルのV6 ガソリンエンジンを搭載した120系プラドを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンはハイオクを約167リットル使用(*1)し燃料代は29,008円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合は、348,095円(*2)です。*1 燃費は6km/リットルで算出*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格173.7円で算出 自動車税 2022年11月現在、新車登録が2019年10月1日以後の3.5リットル超~4.0リットル以下(自家用)の自動車税は65,500円/年です。4.0リットルのガソリンエンジンを搭載した120系プラドの場合はどうでしょうか。120系プラドは最終モデルが2009年9月です。そのため車齢13年超えになり、自動車税は重課税されてしまいます。4.0リットル ガソリン車の場合、76,400円/年です。請求書の額面を見ると顔が青ざめてしまう金額ですね。ちなみに東京で人気エリアの高円寺は一人暮らし用物件の平均家賃相場が76,000円です。ランクル120系プラドを所有するためには、自動車税だけで東京人気エリア1ヶ月分の家賃を5月に支払わなければなりません。 任意保険 ランクル120系プラドの任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり車両保険(保険金額):100万円車両保険免責金額(1回目-2回目以降):5〜10万円 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約92,000円/年でした。車両保険は100万円まで補償されます。 車検 自家用登録したランクル120系プラドの車検代について見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:20,010円(24か月)自動車重量税:45,600円(24か月)※初年度登録から13年経過で算出印紙代:1,800円車検料:80,000円合計:147,410円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します ここで注目するポイントは重量税です。120系プラドの枠である1.5トン超~2.0トン以下区分の自家用車の場合、重量税は32,800円ですが、初年度から13年経過した車両については増額され45,600円になってしまいます。また、古いクルマの場合は車検時に部品交換等の整備が発生する可能性が高く、車検代が一般的に高くなってしまうケースが多いです。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ランクル120系プラドのメンテナンスについては下記の費用がかかってきます。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。50,000円ほどを見込んでおけば良いでしょう。ランクル120系プラドのタイヤ交換が発生する場合は大きなタイヤになるので+10万以上かかるケースもあります。 ランクル120系プラド年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のランクル120系プラド年間維持費>ガソリン代:348,095円自動車税:76,400円任意保険:92,000円車検:73,705円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:640,200円 月額では53,350円ほどかかります。通勤で使用しない場合はガソリン代と任意保険料を下げられます。しかし、自動車税は高いですね。車齢13年超えの大排気量エンジン搭載車を維持するには、税金だけでかなりの費用を支払う覚悟が必要です。 ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生します。月極駐車場を契約する場合は、別途駐車場代が毎月かかってきます。東京都内で維持していくには、23区内の築浅1kマンションの家賃レベルで維持費がかかるかもしれません。 ランクル120系プラドの維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持には現代のクルマと比較するとお金がかかるものです。特にランクル120系プラドのような大排気量で大型の車種は自動車税、重量税がかさむために費用がかかります。さらに、古い車のため故障が増え修理費用など別途発生する可能性があります。 もし、ランクル120系プラドの維持費が高いと思ったら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。高く売却できる可能性があります。※2022年11月27日時点のデータ

95プラドの年間維持費は約56万円!税金・保険・メンテナンス費用まで解説
旧車の再生と維持2022.12.02

95プラドの年間維持費は約56万円!税金・保険・メンテナンス費用まで解説

ランドクルーザープラドといえば、ランドクルーザーシリーズのライトデューティー用に開発・発売されたモデルです。プラドのなかでも1996年5月~2002年10月に製造・販売されていた95プラドはガソリン車を選択できるため、都会でも乗ることのできるクラシックランクルとして人気を集めています。 しかし「クラシックランクルは維持費が大変そう……」と心配している方もきっと多いですよね。この記事ではランクル95プラドにかかる維持費について解説いたします。 95プラド維持費の内訳 95プラドの維持費について、5項目に分け解説します。今回は1998年式の TX(ガソリン/3,378cc )を例に挙げて、費用をシミュレーションします。 燃料代 今回例に挙げる1998年式の TX(ガソリン/3,378cc )のカタログ燃費は10.15モードで7.9km/Lです。 たとえば月間1,000km走行した場合、ガソリンは約126リットル使用(*1) することになり、燃料代は2万1,546円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合の費用は、25万8,552円(*2) です。 *1 燃費は7.9km/Lで算出*2 2024年6月25日のレギュラーガソリン1L当たりの平均価格171円で算出 自動車税 2024年6月現在、新車登録が2019年10月1日以後の3,000cc超~3,500ccル以下(自家用)の自動車税は5万7,000円/年です。ただし、1998年式の95プラドは車齢が13年を超える可能性が非常に高いため、6万6,700円/年かかります。 なお、95プラドにはエンジンの異なる2,693ccのモデルもラインナップされており、この排気量でなおかつ車齢が13年を超えている場合は5万8,600円/年かかります。もし排気量が小さくても問題ないという方は、エンジンの違うモデルを選択することで維持費を抑えられるでしょう。 任意保険 95プラドの任意保険について大手のネット型保険でシミュレーションをしました。 <条件>年齢:25歳等級:6B使用目的:日常・レジャー運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし車両保険:あり(限定タイプ)→保険金額 25万円/免責金額(1回目-2回目以降)5-10万円 総額は約13万円/年でした。古いクルマには車両保険を付帯できないケースが多いですが95プラドにはつけることができました。しかし、25万円までしか補償されないため、付帯しないで保険金額を安くしてもよいかもしれません。 車検 続いて、95プラドの車検代についてみていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:5万400円(24ヶ月)※初度登録年月から18年経過で算出印紙代:1,800円車検基本料:5万円 ※店舗・工場によって異なる合計:11万9,850円 ここで注目したいのは重量税です。95プラドの枠である1.5t超~2.0t以下区分の自家用車の場合、重量税は3万2,800円ですが、初度登録年月から18年経過した車輌については増額され5万400円かかります。 また、古いクルマの場合は車検時に部品交換をはじめとする各種メンテナンスが発生する可能性が高いです。車輌のコンディションが不調で、複数箇所の整備が必要な場合には車検代がさらにかさむでしょう。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。95プラドのメンテナンスについては下記の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。5万円ほどを見込んでおけばよいでしょう。ランクル95プラドのタイヤ交換が発生する場合は大きなタイヤになるためプラスで10万以上かかるケースもあります。 【知っておきたい】95プラドのよくある故障 95プラドを所有するにあたり、よくある故障と修理費用もチェックしておくと安心です。ここでは95プラドで起こりがちなトラブルを紹介します。 ・パワーステアリングラックの故障クルマを運転するのに大変重要なステアリングに関連する部品です。経年劣化によって「ゴトゴト」という異音がしたりオイル漏れしたりすることがあります。リビルド品での交換+工賃で7万円程度の費用がかかるでしょう。 ・エアコンのコンプレッサーの故障エアコンも経年劣化によって焼付きが起こってしまう場合があります。工賃込みで10万円ほどかかります。エアコン使用時に異音やガス漏れに気付いた際にはなるべくはやく整備工場に修理を依頼しましょう。 いずれも経年劣化で発生しやすい故障です。中古の95プラドは、初度登録年月から20年近く経過している可能性が高いため、長年蓄積されたダメージによって故障が起こりやすいことを把握しておきましょう。 また、購入前にはエンジン内部の汚れを確認しておくことをおすすめします。長年乗り続けられた個体はエンジンが汚れているケースが多く、あまりにも状態がひどいと焼付きを起こしてしまう可能性があります。エンジンが壊れると丸ごと載せ替える必要があり、かなりの手間がかかるうえに費用も100万円ほどかかるため、購入前に必ずチェックしておきたいポイントです。 95プラドの年間維持費は約56万円! ここまで95プラドの維持費の内訳について解説してきました。すべて合わせると、年間で約56万円ほどの維持費がかかります。 <95プラドの年間維持費>燃料代:25万8,552円自動車税:6万6,700円任意保険:約13万円車検:5万9,925円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:5万円合計:56万5,177円 月額では約4万7,000円ほどかかる計算です。この結果から燃料代の割合が大きいことが判明しました。2024年6月現在もなおガソリン価格が高騰しているため、あまり燃費のよくないガソリンエンジンでは大きな負担になるでしょう。また、自動車税も車齢13年超のガソリン車のため増税されてしまいます。 95プラドはランクルよりも維持費が安い? 95プラドの年間維持費は約56万円でしたが、同時期に発売されていたクルマと比べると費用は高いほうなのでしょうか。おおむね同じタイミングで販売されていたランドクルーザー100系の維持費を比較してみましょう。 <ランクル100の年間維持費>燃料代:35万5,992円自動車税:10万1,200円任意保険:約11万円車検:6万6,225円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:5万円合計:68万3,417円 なんと、95プラドよりもランクル100のほうが10万円近く高いという結果になりました。95プラドよりも大排気量で車輌重量が重く、自動車税と重量税の負担が大きいことが要因です。もし95プラドとランクルで購入を迷われているのであれば、維持費の情報も車種検討の際にお役立てください。 ▼ランクル100の維持費の詳細はこちらで解説しています。トヨタ ランドクルーザー(100系)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説 まとめ 旧車の維持には、現代のクルマよりもお金がかかるものです。特に95プラドのような大排気量で大型の車種は自動車税、重量税がかさむために費用が高くなります。さらに、古いクルマのため故障が増えて修理費用などが別途発生する可能性があるでしょう。購入の際には、今回紹介した維持費の情報も参考に検討してみてください。 ※2024年6月25日時点のデータです

78プラドの年間維持費を解説!税金・保険料・車検費用を詳しく紹介
旧車の再生と維持2022.12.01

78プラドの年間維持費を解説!税金・保険料・車検費用を詳しく紹介

ランドクルーザープラドといえば、ランドクルーザーシリーズのライトデューティー用に開発・発売されたモデルです。プラドの中でも1990年4月~1996年5月に発売された78プラドが現在クラシックランクルとして人気を集めています。「クラシックランクルはランニングコストが高くて維持できないかもしれない」と心配の方も多いですよね。そこでこの記事ではランクル78プラドにかかる維持費について解説いたします。 ランクル78プラド維持費の内訳 78プラドの維持費について、5項目に分けて解説します。 燃料代 78プラドには排気量3Lのディーゼルエンジンが搭載されています。燃料の軽油はガソリンより安価ですが、気になる燃費はどれほどなのか見ていきましょう。 MT:8.5~10km/リットルAT:6.5~7km/リットル 大きな車体を考えたらMTモデルの燃費はよくもないけど悪くもないといったところでしょうか。ATモデルの燃費は、なかなかの大食いというイメージです。燃料代が安い軽油でも空タンクから満タンにした際、スタンドの料金メーターを見て驚くかもしれません。 78プラドはエンジン回転数のレッドゾーンが4,400rpm~と低めです。高速道路走行時はレッドゾーン近くまで回転数が上がってしまうため燃費が落ちてしまいます。高速道路の利用頻度が高い方は注意しましょう。 ここからは金額をシミュレーションします。 ここからは金額をシミュレーションします。 78プラドの年間の燃料代は、約24万8,400円です。内訳と条件は以下のとおりです。 燃費:7km/L月間走行:1,000km燃料代:144.9円/L*消費ガソリン量:142.8L1ヶ月あたりの燃料代:約20,700円1年間あたりの燃料代:約24万8,400円 *2024年11月9日時点の全国平均の軽油価格 自動車税(種別割) 2024年11月現在、新車登録が2019年10月1日以後の排気量2.5L~3L未満(自家用)の自動車税(種別割)は5万円/年です。 78プラドはディーゼル車で、なおかつ車齢が11年を超える可能性が非常に高いため、5万8,600円/年かかります。 任意保険料 ここからは78プラドにかかる保険料を、等級別、走行距離別にシュミレーションして紹介します。 等級別の任意保険料の違い 等級と年齢別に保険料をシミュレーションしました。結果は以下のとおりです。 <条件>運転免許証の色:ブルー使用目的:通勤・通学運転者:本人限定主な使用地:東京都走行距離:1万km超〜1万2,000km以下 8等級(25歳)約6万6,000円15等級(35歳)約4万3,000円20等級(45歳)約3万5,000円 年齢が若いほど、保険料は2倍近くも高くなります。また、1990年代発売の古いクルマであるために、いずれの等級でも車両保険は付帯できませんでした。万が一事故を起こしてしまうと修理代金の負担が大きくなる可能性が高いです。 走行距離別の任意保険料の違い 走行距離の差も、保険料の金額に影響する場合があります。そこで、走行距離別に保険料をシミュレーションしました。結果は以下のとおりです。 <条件>運転免許証の色:ブルー使用目的:通勤・通学運転者:本人限定主な使用地:東京都年齢:35歳等級:15等級 ※()内は使用目的 3,000km超〜5,000km以下(日常・レジャー):約2万9,000円5,000km超〜7,000km以下(日常・レジャー):約3万1,000円7,000km超〜1万km以下(通勤・通学):約3万6,000円1万km超〜1万2,000km以下(通勤・通学):約4万3,000円1万2,000km超〜1万5,000km以下(業務):約5万4,000円 やはり走行距離が長いほど保険料は高くなります。通勤や通学、仕事でクルマを使用する場合には負担額に注意しておきましょう。 車検代 ここからは78プラドの車検費用をディーラー、民間車検のそれぞれでいくらかかるかを紹介します。なお、車検の内容や店舗や工場によって増減するため、目安としてお考えください。 ディーラー車検の場合 自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:3万7,800円(24ヶ月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:1,800円車検料:10万円合計:15万7,250円 民間車検の場合 自賠責保険:1万7,650円(24ヶ月)自動車重量税:3万7,800円(24ヶ月)※初度登録年月から18年経過で算出印紙代:1,800円車検料:5万円合計:10万7,250円※指定工場の場合 民間車検のほうが安いですが、それでも11万円近くかかります。78プラドは発売から30年近く経過するクルマのため、重量税の負担がどうしても大きくなってしまいます。2年に一度の車検に向けて、計画的に費用を用意しておく必要があるでしょう。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。78プラドのメンテナンスには以下の費用がかかります。 ・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。5万円ほどを見込んでおけばよいでしょう。タイヤ交換が発生する場合は大きなタイヤが必要なため、+10万以上かかるケースもあります。 78プラド年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 燃料代:約24万8,400円自動車税(種別割):5万8,600円任意保険料:約2万9,000〜約6万6,000円車検代:5万3,625〜7万8,625円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:5万円合計:約43万9,625円〜50万1,625円 月額では約3万6,600円〜4万1,800円かかります。燃料代と車検費用がウェイトを大きく占めています。また、車齢11年超のディーゼル車のため、自動車税(種別割)の負担にも留意しましょう。ローンで購入した場合は、さらに月々の返済が発生します。 【番外編】78プラド ナローボディならを4ナンバー登録できる! 78プラドには、ワイドボディとナローボディの2つのボディタイプが存在します。小さいナローボディであれば、小型貨物車として4ナンバー登録が可能です。 4ナンバー車の条件は、全長4.7m、全幅1.7m、全高2.0m以内であることです。なおかつ、ディーゼルエンジン以外は排気量が2,000cc以下でなければなりません。78プラドの場合、ナローボディだと全長が4,585mm、全幅が1,690 mm、全高が1,890mmであり、エンジンがディーゼルのため、仕様変更が必要であるものの基本的には条件をクリアしています。 78プラドを4ナンバー登録した場合の年間維持費は以下のとおりです。 燃料代:約24万8,400円自動車税(種別割):1万7,600円 ※初度登録年月から11年経過で算出任意保険料:約2万9,000〜約6万6,000円車検代:8万4,300〜13万3,350円メンテナンス費:5万円合計:約42万9,300円〜51万5,350円 自動車税(種別割)は初度登録年月から11年経過している場合、1万7,600円かかります。3ナンバー登録時よりも大幅に安い税額です。 車検時にかかる自賠責保険料は、4ナンバーの場合1万2,850円/年です。重量税については、4ナンバーの場合は車輌総重量をもとに算出されます。車輌重量1,900kg +定員5名(4ナンバーの場合)+最大積載量350kgとして、車輌総重量は2,525kgです。初年度登録年月から18年以上経過していると仮定して、3t以下に区分されて1万8,900円。結果、車検費用は8万3,350〜13万3,350円かかります。 自動車税(種別割)や重量税が安いことから費用を抑えられると思われがちですが、車検を1年ごとに受けなければならないため、3ナンバー登録時と負担はあまり変わりません。また、4ナンバー登録する際には仕様変更や構造変更手続きが必要なため、その分の工賃や手間を把握したうえで判断しましょう。 78プラドの維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持には現代のクルマと比較するとお金がかかるものです。特に78プラドのような大排気量で大型の車種は自動車税(種別割)、重量税がかさむために費用がかかります。さらに、古いクルマのため故障が増え修理費用など別途発生する可能性があります。 もし、78プラドの維持費が高いと思ったら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないといわれていました。しかし、昨今の旧車ブームにより高く売却できるかもしれません。売却を検討の際には、買取専門業者に問い合わせてみましょう。 78プラドから乗り換えるのにおすすめなクルマ ここからは、78プラドからの乗り換え候補としておすすめのクルマを3車種紹介します。 150プラド 150プラドは、ランドクルーザープラドの系譜として78プラドの後継車種にあたります。高年式で維持費が安く、ディーゼルモデルも選択可能なため、78プラドよりも費用負担は抑えられます。 78プラドより近代的なフォルムでキャラクターは異なりますが、「次は快適性が高いクルマがよい」と考えているユーザーにおすすめのモデルです。 ジムニー(JB64型) ジムニーは、クロスカントリーモデルとして78プラドと同じ感覚の乗り味が楽しめる1台です。2018年発売の高年式かつ軽自動車のため、維持費の安さが大きなメリットです。 釣りやアウトドアを趣味にしており、走破性を重視するユーザーに適しています。 200系ハイエース 200系ハイエースは、発売から20年以上のロングライフモデルです。78プラドとはボディタイプが異なりますが、ディーゼルエンジンや4WDが選択できるため、基本的な使い勝手は共通している部分があります。 78プラドをカスタムし、4ナンバー登録しているユーザーであれば同じ商用車として抵抗なく乗り換えられるでしょう。また、現行車のため選択肢の自由度が高い点も魅力です。 ※2024年11月時点のデータです

二代目ジムニー(JA22)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説
旧車の再生と維持2022.11.30

二代目ジムニー(JA22)の維持費は高い?内訳といくらかかるかを解説

ジムニーといえば、軽自動車規格の本格クロカンとして世界的に人気を誇るスズキを代表する車種です。特に二代目のJA22はエンジンがSOHCから高回転まで回るDOHCになり、日常域での使い勝手が良さから多くのユーザーから支持を得ています。一般的な軽自動車とは比較にならない悪路走破性を誇るジムニーですが、維持費はどのようになっているのでしょうか。性能に応じて維持費も高くなるのか気になるところですよね。この記事では、そんな二代目ジムニー(JA22)の維持費について解説いたします。 ジムニーの特徴 ジムニーの特徴は軽量、コンパクトかつシンプルで頑丈な車体です。強度と耐久性を高めるためラダーフレームを採用し、サスペンションは前後とも固定軸という硬派な仕様となっています。 また、カスタムパーツが多く存在し、オーナーこだわりの一台に仕上げられることも魅力の一つです。オフロードコースに持ち込まれるジムニーは、原型と大きく異なる特殊な改造が施されているものも見かけます。 ジムニー(JA22)維持費の内訳 ここから、ジムニーの維持費について5項目に分け解説します。 ガソリン代 ジムニー(JA22)の燃費はカタログ記載の数値の10・15モード燃費で15.8km/リットルです。しかし、これはあくまでもカタログ上の数値。実燃費は、下記が目安です。MT:10~15km/リットルAT:9~10km/リットル MTモデルは燃費を伸ばせますが、ATモデルは現代の大型セダン級の悪さになります。 仮にジムニー(JA22)のATを通勤で使用し月間1,000km走行した場合、ガソリンは100リットル使用(*1)し、ガソリン代は16,270円(*2) かかります。この条件で1年間走行した場合のガソリン代の総額は、195,240円(*2) です。*1 燃費は10km/リットルで算出*2 2022年11月27日のレギュラーガソリン1リットル当たりの平均価格162.7円で算出 自動車税 2022年11月現在、2015年4月1日以後に最初の新規検査を受けた軽自動車(自家用)の自動車税は10,800円/年です。ジムニー(JA22)の場合はいかがでしょうか。最初の新規検査から13年を経過した軽自動車の場合、12,900円/年かかります。ジムニー(JA22)の場合、1998年のモデルが最終型になるため増額された税金が適用されるでしょう。貨物登録されているモデルであれば6,000円かかります。 任意保険 ジムニー(JA22)の任意保険について大手のネット型保険で見積もりをしました。 <条件>年齢:30歳等級:6E使用目的:通勤・通学運転者:本人限定 <補償内容>対人賠償(1名につき):無制限対物賠償(1事故につき):無制限対物超過特約(相手自動車1台につき50万円まで):あり人身傷害:あり(車内のみ補償)人身傷害(保険金額/1名につき):3,000万円入院諸費用特約:なし 上記内容でシミュレーションしたところ、総額が約6万円/年でした。車両保険については付帯していません。古い車には車両保険を付帯できないケースが多いです。 車検 クルマを維持するうえで、一般的に最も財布にダメージを与えるといわれるのが車検代です。自家用登録の軽自動車を新車で購入した場合は初回が3年後、2回目以降は2年ごとの車検が義務付けられています。貨物登録の場合は1年ごとに車検を受けなければなりません。それでは、どれくらいの費用がかかるのか具体的に見ていきましょう。 <ディーラー車検の場合>自賠責保険:19,730円(24か月)自動車重量税:8,800円(24か月)※初年度登録から18年経過で算出印紙代:1,100円車検料:80,000円合計:109,630円※車検料は内容、整備工場などにより費用は増減します ここで注目するポイントは重量税です。軽自動車の場合、重量税は6,600円ですが、初年度から18年経過した車両に対しては増額されてしまいます。また、古いクルマの場合は車検時に部品交換などの整備が発生する可能性が高く、車検代が一般的に高くなるケースが多いです。そのため10万円以上はかかることを覚悟しておきましょう。 メンテナンス費用 最後にメンテナンス費用を見ていきましょう。ジムニー(JA22)の場合、本格的なオフロード走行をしている方も多いと思いますが、ここでは一般的なメンテナンス費用について言及します。メンテナンスについては下記の費用がかかってきます。・洗車代・ワイパーゴム交換代・ウォッシャー液交換代・冷却水補充代・エアコンフィルター交換代・ヘッドライト交換代・エンジンオイル交換代・オイルフィルター交換代・ブレーキオイル交換代・エアクリーナー交換代 1年間でこれらの費用が発生します。5万円ほどを見込んでおけば良いでしょう。タイヤ交換が発生する場合は+10万ほどかかるケースもあります。 ジムニー(JA22)年間維持費はいくら? 維持費の内訳を見てきましたが、合計でいくらぐらいになるのでしょうか。合計額を見ていきましょう。 <自家用車登録のジムニー(JA22)年間維持費>ガソリン代:195,240円自動車税:12,900円任意保険:60,000円車検:54,815円(2年ごとにかかる費用の半額分)メンテナンス費:50,000円合計:372,955円 月額では31,000円ほどかかる計算になります。軽自動車は維持費が安いと言われますが、旧車のジムニー(JA22)の場合は話が変わってきます。特に通勤で使用する場合は燃費の悪さによりガソリン代のウェイトが大きく占めるでしょう。現行型のスズキ「アルト」はカタログ燃費で27.7km/リットルです。なんとジムニー(JA22)の約3倍ほど走る計算になります。 ジムニー(JA22)の維持費が高いと思った時の対処法 旧車の維持には現代のクルマと比較するとお金がかかるものです。さらに、故障が増え修理費用など別途発生する可能性があります。もし、ジムニー(JA22)の維持費が高いと思ったら手放すことを検討してみてはいかがでしょうか。一昔前は10年落ち10万km以上走行したクルマは価値がないと言われていました。しかし、現在は空前の旧車ブームです。高く売却できる可能性があります。  

プリウスのリセールバリューは高い?高く売れるプリウスとは
旧車の売買と鑑定市場2022.11.30

プリウスのリセールバリューは高い?高く売れるプリウスとは

近年、国産車のほとんどの車種にハイブリッドモデルがラインナップされています。ハイブリッド車の元祖は1997年に初代が発売されたトヨタ自動車のプリウスです。プリウスはハイブリッド専用車として開発され、世界を驚かせました。初代登場から25年が経った2022年には5代目が発表され世界中で注目されています。人気が衰えることのないプリウスですが、リセールバリューはどのようになっているのでしょうか。この記事ではプリウスのリセールバリュー事情について解説いたします。 プリウス人気のモデル 2022年現在、新車で購入できる現行型のプリウスは4代目のZVW50/51/55型です。2015年12月に発売されたモデルであり、中古市場にも多く流通しています。 モデル別にリセールバリューの良し悪しはあるのでしょうか。2022年11月現在での販売価格を調査してみました。 初代モデル(1997年12月~2003年8月) 流通台数は1台で価格は110万円でした。意外な高額プライスに驚きを隠せません。プレミア価格になっていますね。もし、初代プリウスをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ旧車王で鑑定させてください。 2代目モデル(2003年9月~2012年1月) 流通台数は約150台で価格は9万円~129万円でした。上位の約20%には50万円以上のプライスタグがついています。中には走行距離17万km、2009年式のモデルが約60万円になっているものもありました。過走行でも、人気グレードであったり、オプションが評価されて高額査定になるケースもあるようですね。 3代目モデル(2009年5月~2015年11月) 流通台数は約4,500台で価格は19万円~359万円でした。3代目モデルが2022年11月現在、最も流通台数の多いモデルです。この年式になってくると7、8割は販売価格が100万円以上と高額。型落ちでも人気の高さをうかがえました。 4代目モデル(2015年12月~) 流通台数は約4,150台で価格は98万円~438万円でした。よほどのことがない限り、販売価格は200万円以上です。新車価格はエントリーグレードが259万7,000円のため、23%オフぐらいの価格感ですね。 プリウスの人気グレードは? プリウスの年式ごとの販売価格を見てきましたが、どのグレードが人気なのでしょうか。ここからはプリウスの中でも高い人気を誇っているグレードを紹介します。 標準グレード「S」 最も人気のグレードは標準グレードの「S」です。上級ファブリック素材が採用されているシートが大きな特徴といえるでしょう。エントリーグレードと比較すると高級感があり、乗り心地の良さを感じられます。 特に「S ツーリングセレクション」は高い人気を誇ります。エアロパーツや大型のホイールが装着されており、スポーティーな印象を与えるエクステリアとなっています。合成皮革でシートヒーターが搭載されているシートも人気の理由の一つです。 最上級グレード「Aプレミアムツーリングセレクション」 「新車では高くて手が出しづらいけど、中古なら購入できる」という理由から、中古市場では最上級グレードの人気が高くなっています。プリウスの場合は「Aプレミアムツーリングセレクション」が最上級グレードです。 特徴は上級グレード「A」にスポーティーなパーツを装着したものになっています。やはりクルマ選びで重視されるポイントは見た目なのでしょう。かっこよさから人気が高く、リセールバリューも高い傾向にあります。 プリウスの人気カラーは? クルマのボディカラーは、リセールバリューに大きく影響を与えます。ここからはプリウスの人気のカラーについて見ていきましょう。 ホワイトパールクリスタルシャイン 人気第一位はホワイトパールクリスタルシャインです。エントリーグレードの「E」を除く全グレードに有償オプションとして設定されるカラーとなっています。白系は定番色となっており、流行に左右されないため人気の高さは安定します。 アティチュードブラックマイカ 次に人気のカラーはアティチュードブラックマイカです。黒は高級感を与える色として人気があり、特に男性に支持されています。白系同様にトレンドに左右されることがない定番色ということも強みの一つです。 シルバーメタリック 3番目に人気のカラーはシルバーメタリックです。こちらも定番色ですが、白や黒と比較するとやや地味な印象になりますが、汚れや傷が目立ちにくいというメリットがあります。そのため「迷ったらシルバーメタリックを選ぶ」という方も多く、人気が高いようです。 まとめ 1997年の登場以来高い人気を誇るプリウスは、定番のグレード、カラーが人気であることがわかりました。また、中古市場ではスポーツグレード「ツーリングセレクション」の人気が高く、査定価格も期待できるようです。過走行の個体でも人気グレード・カラーであり、状態が良ければ高額査定に期待できるでしょう。 旧車王は、プリウスの買取実績も豊富で、適切に価値を鑑定することができます。プリウスの売却をご検討の際は、旧車王にご相談ください。 ※2022年11月25時点「価格.com(https://kakaku.com/)」のデータ トヨタ プリウス高価買取・査定相場

自動車譲渡証明書とは?記入の仕方や作成時の注意点についても解説
旧車の売買と鑑定市場2022.11.29

自動車譲渡証明書とは?記入の仕方や作成時の注意点についても解説

中古車の購入や買取時に必要となる自動車譲渡証明書とは、どのような書類でしょうか。業者の担当者に説明されたがよくわからないまま記入や捺印をした人も多いと聞きます。今回Fは、自動車譲渡証明書とは何か、書き方や注意点について解説します。初めて中古車を購入する方や、個人間での名義変更を検討中の方は参考にしてください。 自動車譲渡証明書とは 自動車譲渡証明書とは、中古車の売買時や個人間での名義変更(移転登録)に必要な書類です。一般的に馴染みのない書類のため、書類の入手や記入方法がわからない方も多いでしょう。自動車譲渡証明書は、新旧の所有者間で車を譲渡した証明として移転登録に必須の書類です。様式が定められており、規定通りに記入や捺印をする必要があります。 自動車譲渡証明書の書き方 自動車譲渡証明書の書き方は、ルールに基づいて記入方法が定められています。間違った記入をすると訂正が必要となるため、記載例を参考にして正しく記入しなければなりません。記載例については国土交通省のサイトでダウンロードするか、中古車販売店から取得するようにしましょう。 1.国土交通省のサイトからひな形をダウンロード 自動車譲渡証明書は、国土交通省のサイトからひな型をダウンロードすることが可能です。F印刷時に拡大や縮小などは行わずにA4サイズで印刷すれば問題ありません。また、中古車販売店などの業者を利用する場合は用意してくれることが多いので、そちらを利用するようにしましょう。 2.必要事項を記入する 自動車譲渡証明書は、大きく分けて車両と譲渡譲受人の情報欄に分かれています。それぞれに必要事項を記入して譲渡人の捺印が必要です。各項目の詳細は下記を参照ください。 【車両情報欄】車名、型式、車台番号、原動機の型式を記載します。いずれも車検証に記載されている内容を転記しましょう。※車名は車検証記載の通りメーカー名の記入だけで問題ありません 【譲渡譲受人情報欄】・譲渡年月日........2段目に譲渡の事実があった日付を記入(1段目は譲渡人欄のため斜線)・譲渡譲受人の個人情報........1段目に譲渡人、2段目に譲受人のそれぞれの氏名と住所を記入※実印の押印が必要な書類のため、印鑑登録証明書記載の氏名住所を転記する・譲渡印........譲渡人の実印を押印(譲受人の押印は不要) 記入に関してはボールペンの使用が望ましく、文字を消すことのできるフリクションインキの使用は認められていません。 自動車譲渡証明書の誤字・脱字への対応方法 自動車譲渡証明書の誤字・脱字については、譲渡人の実印による訂正印が必要になることがあります。多くの場合はあらかじめ捨印を押しておくことで対応が可能です。しかし、捨印には法的効力はなく、軽微な記入ミスにしか対応してもらえません。車両情報欄など、重要箇所の誤字や脱字については訂正印が必要となるため注意が必要です。 ※捨印とは、軽微な誤りに備えてあらかじめ訂正印として文章の余白部分に押印するものです。 委任状が必要な場合もある 譲渡人と譲受人がそろって移転登録手続きに出向く以外では、自動車譲渡証明書と委任状はセットとして必要です。また、多くの場合は中古車販売店や行政書士などの代行業者に依頼するため、こちらも同様に委任状が必要となります。委任状も様式が定められているため国土交通省のサイトからダウンロードするか、中古車販売店や代行業者が用意したものを使いましょう。 未成年の場合は同意書も必要 車の売買や譲渡について未成年者が関わる場合は、親権者の同意書が必要です。親権者同意欄には親権者の実印を押す項目があり、印鑑登録証明書及び未成年者との関係性を証明するための戸籍謄本も必要となります。また、委任状の様式も定められているため、こちらも国土交通省のサイトからダウンロードするか、中古車販売店や代行業者が用意したものを使いましょう。 譲渡証明書以外の必要書類 中古車の名義変更(移転登録)で譲渡証明書以外に必要となる書類は、車検証や申請書などです。詳細は下記を参照ください。 ・車検証・申請書........運輸支局の窓口か国土交通省のサイトからダウンロードして入手・手数料納付書(検査登録印紙)........運輸支局で入手と印紙の購入が可能・譲渡人の印鑑登録証明書(発行から3ヶ月以内のもの)・譲渡人の実印(譲渡人が手続きする場合)・譲受人の印鑑登録証明書(発行から3ヶ月以内のもの)・譲受人の実印(譲受人が手続きする場合)・委任状(手続きする人によって記入方法が異なる)・ナンバープレート 記入の仕方や手続き方法などについては、国土交通省のホームページをご覧ください。

自動車税未経過相当額とは?経理処理の方法も解説
旧車の魅力と知識2022.11.29

自動車税未経過相当額とは?経理処理の方法も解説

自動車税未経過相当額は、中古車を購入する際に支払う費用で、租税公課として処理しません。耳にする機会が少ない費用のため、自動車を購入する場合は、理解を深めておく必要があります。この記事では、自動車税未経過相当額とは何か、どう経理処理すればよいのかを詳しく解説します。自動車を購入する際、注文書に記載がない場合の対応方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。 自動車税未経過相当額とは 自動車税未経過相当額とは、「まだ経過していない分の自動車税」のことで、中古車購入時に支払いを求められるケースがあります。なぜなら自動車税の還付金は廃車にしないと受け取れないため、未経過分として買取金額に上乗せし、旧所有者に払い戻しをしている販売店があるからです。車の売買が成立すると、旧所有者に払い戻した未経過分を、販売店が新所有者に請求する仕組みになっています。 例えば6月に車を購入するした場合、4〜5月の2ヶ月分を旧所有者が納税し、残りの10ヶ月分を新所有者が支払うイメージです。ただし、軽自動車の場合はそもそも自動車税の還付金制度がないため、自動車税未経過相当額を支払う必要はありません。 自動車税未経過相当額の経理処理 自動車税未経過相当額は、車両本体価格に加えて「売上高」として経理処理します。なぜなら自動車税未経過相当額は税金として都道府県に納めるものではなく、あくまでも継続して車を乗用するために支払う費用の一部だからです。 また、車両本体価格と同様に別途消費税を課税する必要があります。租税公課で処理された状態で税務調査が入ると、消費税の申告漏れとして追徴課税されます。税金と混同し、租税公課として処理しないよう注意してください。 注文書に自動車税未経過相当額の記載がないときの対応方法 購入時の注文書に、自動車税未経過相当額が記載されていないケースもあるでしょう。続いて、注文書に記載がないときの対応方法を解説します。 販売店に問い合わせる 注文書に自動車税未経過相当額の記載がない場合は、販売店に理由を問い合わせてみましょう。販売店によっては、車を買取するときに未経過分を旧所有者に払い戻していないケースがあるため、自動車税未経過相当額の支払いが不要です。 また、一時的に公道を走れなくする「一時抹消登録」がされている車を購入した場合、未経過相当額ではなく、自動車税として請求されているケースもあります。販売店や購入する車によっては、支払いが不要なことも把握しておきましょう。 解決しない場合は税務署に確認を取って販売店に伝える 解決しない場合は、税務署に聞いた内容を販売店に伝えれば納得してもらえる可能性があります。ただし、販売店が未経過分を旧所有者に払い戻すのは、法的に定められた還付制度ではないため、自動車税未経過相当額を支払う判断は業者にゆだねられています。

外車の中古車購入は正しい知識がないと難しい!デメリットを理解しよう
旧車の売買と鑑定市場2022.11.28

外車の中古車購入は正しい知識がないと難しい!デメリットを理解しよう

「憧れの外車が欲しくても新車では高くてなかなか手が出せない……。でも中古車だと手の届きやすい価格になっており検討できそう」このような方も多いのではないでしょうか。しかし外車の中古車は国産車と比較して故障などのトラブルが多いというイメージがつきまといます。実際のところどうなのでしょうか。この記事では中古車購入のデメリットについて解説します。 外車の中古車でよくあるトラブル3選 ここからは外車の中古車を購入する際によくあるトラブル事例を3つ紹介します。 故障した際の修理費が高額になる まず、修理費が国産車と比較し高くなります。ほとんどの国産車は多くの修理・整備工場に入庫可能ですが、外車になると限られてしまいます。特に格安を売りにした整備工場の多くは外車の取り扱いをしていないことがあります。 なぜこのようなことが起こるのでしょうか。それは外車を扱うためには国産車とは別の専門知識が必要であったり、部品の調達コストがかさむなどの問題点があるからです。 一般的な1時間当たりの整備工賃(レバレート)は下記の通りです。国産車:7,000~10,000円外車:10,000~15,000円 外車を購入する場合は、故障した際にそれなりの修理費がかかることを覚悟しておきましょう。 ハイオクガソリン限定車が多く燃料代が高い 国産車では、スポーツカーや高級車など一部の車種を除けばレギュラーガソリンを入れられるクルマがほとんどです。しかし外車はガソリン車の場合、ほとんどがハイオク限定車です。ヤリスやフィットクラスのコンパクトカーでもハイオク限定車となっています。 また、低年式の外車は燃費が悪いものも多く存在します。2010年以前の欧州製コンパクトハッチバックを例にすると、リッター10km程度しか走らないこともざらにあります。当時の同クラスの国産車の場合、15~20kmぐらい走るものが多いです。 燃費を気にされる方は、外車の中古車購入は控えたほうがいいかもしれません。 リセールバリューが悪い メルセデス・ベンツやフェラーリ、ポルシェなど一部の外車はリセールバリューが高く、新車価格を上回ることもあります。そのため、外車はリセールバリューが良いと思っていませんか。実は一部の車種を除いて国産車よりリセールバリューが悪い傾向にあります。一般的な目安として同価格帯の国産車より2~3割程度安くなる場合が多いです。 なぜ外車はリセールバリューが低くなるのでしょうか。原因の一つとしてあげられるのは、前述した整備費用や燃費などの維持費の高さです。購入価格を抑えても数年間所有した場合、国産車よりトータルコストが高くなってしまうかもしれません。 外車の購入には、維持費やリセールバリューを気にしない強い意志と経済力が必要になるでしょう。 中古の外車を購入する際に気を付けるポイント では、中古の外車を購入する際、どのようなことに気を付けたら良いのでしょうか。ポイントを解説します。 外車専門店で購入する 中古車販売店には外車を専門に扱っているところもあります。さらには特定のメーカー専門店や名車専門店なども存在します。専門店は一般店よりも特定メーカーや車種に関する知識を有するスタッフが在籍しており、安心して任せることが可能です。 一方、一般店より販売価格が高額になる点がデメリットです。しかし目利きのスタッフが仕入れたクルマを、しっかりと整備して納車していただけるというメリットもあります。 長い目で見た際に、専門店で購入するメリットを感じられるでしょう。 ▼輸入車専門店ガレージカレント▼アメリカンヴィンテージカー専門店ガレージカレント U.S. アフターサービスを確認する 外車購入の際は、アフターサービスをしっかりと確認しましょう。修理費や整備費が国産車と比較すると高くなりますが、店舗によっては充実した保証サービスを提供しているところもあります。保証内容と保証期間は明確にすることが重要です。充実したアフターサービスを受けられるなら、リスクを軽減できるでしょう。 コスト重視の方は国産車購入をオススメ 外車を所有することは、特別感や充実感を得られる代わりに、高額なランニングコストを支払わなければなりません。一見、安いと思える中古外車も3年後、5年後には「国産車を選んでおけば良かった……」と後悔する可能性があります。強い思い入れがなく低コストでクルマを維持したい方には国産車購入をオススメします。 また、国産車は中古市場でも人気が高くなっています。10年落ちの国産車でもナビやコーナーセンサーなど標準装備されている車種が多く、不便に感じることは少ないでしょう。昔は10年落ち、10万kmオーバーのクルマは価値がなくなると言われてきましたが最近のクルマは充分元気に動きます。実用性重視の方には国産中古車の購入は間違いない選択であると言えます。 まとめ 販売価格の安い外車中古車は、正しい知識がないと購入後に後悔してしまうかもしれません。外車中古車の購入を検討する際は維持費の高さやリセールバリューの低さを覚悟しておきましょう。外車は国産車とは違う魅力があります。デメリットを理解し納得できた場合には、楽しい外車ライフがあなたを待っているでしょう。

走行距離課税とは?現時点でわかっていることやメリット・デメリットを解説
旧車の魅力と知識2022.11.28

走行距離課税とは?現時点でわかっていることやメリット・デメリットを解説

2022年10月末、「走行距離課税」がニュースやSNSで話題となりました。車が走った分だけ課税される仕組みの走行距離課税とは、具体的にどのような制度なのでしょうか。今回は、自動車に関する税金「走行距離課税」について解説します。 政府が走行距離税の導入を検討している 走行距離課税とは、走行距離に応じて課税される税制です。 もともと検討されていた税制でしたが、2022年10月末の参議院予算委員会にて財務大臣が「走行距離課税はひとつの考え方である」と述べたことで再度話題となりました。また、電気自動車はガソリン車よりも重量が重く、道路にかかる負担が大きいことも走行距離課税を検討する理由となっています。 日本では、2030年代半ばまでに新車販売される乗用車を100%電動車にする「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」が策定されているため、2030年代から走行距離課税の導入が開始される可能性が高いでしょう。 ただし、走行距離課税については、現時点(2022年現在)で検討段階の税制です。そのため、具体的な内容や開始時期については、今後の予算委員会で決まっていくでしょう。 走行距離課税の問題点 走行距離課税の問題点は主に3つです。ここからは、走行距離課税の問題点を解説します。 車種に関係なく走行距離に応じて税金がかかる 走行距離課税は、走行した距離に応じて課税される税金となります。そのため、全ての車が対象となり、走った分だけ税金を支払わなければなりません。 運送業界や交通業界への悪影響 走行距離課税が導入された場合、物流や公共交通機関に大きく影響するでしょう。輸送トラックやバス・タクシーなどは、走行距離が非常に長く、大型トラックの年間走行距離は10万km以上となることも珍しくありません。そのため、走行距離課税が導入されれば、物価の上昇は避けられないでしょう。 個人情報漏えいのリスク 走行距離課税が導入された場合、誰がどこを走ったのか記録しなければなりません。そのため、自宅やよく行く場所などの個人情報が漏洩する可能性があるでしょう。また、東京都主税局の報告書でも留意点として、プライバシー・データセキュリティ保護が挙げられています。 走行距離課税の導入検討に至った背景 走行距離課税は、車の電動化によりガソリン税による税収の減少が見込まれているため導入が検討されています。 燃料を使わないEVや燃費性能が良いプラグインハイブリッド(PHEV)・ハイブリッド(HEV)などが普及し、燃料から税金を徴収するのが難しくなり、税収が減少してきたため、走行距離に応じて税金を課し、安定した財源を確保しようとしているようです。 一部の国・州では走行距離課税が導入されている 走行距離に応じた課税制度は、一部の国や州ですでに導入されています。ただし、課税対象を貨物車のみとしているところが多いのが実情です。 走行距離課税の導入で得をする人 走行距離課税が導入された場合、走行距離が短いユーザーの税負担が少なくなるでしょう。 走行距離課税の導入で損をする人 走行距離課税が導入された場合、物流業界や地方の居住者など、さまざまな人の負担が大きくなります。また、車を所有していないカーシェアユーザーやレンタカーユーザーなど車を所有していない人も税金を支払わなければならなくなるでしょう。

自動車税は分割払いできるの?分割納付する方法を詳しく解説
旧車の魅力と知識2022.11.18

自動車税は分割払いできるの?分割納付する方法を詳しく解説

自動車税の名称は、2019年10月1日から自動車税(種別割)と軽自動車(税種別)に変更されました(以下、「自動車税」と表記)。 自動車税は、毎年4月1日の時点で自動車を保有している人に課せられる税金です。毎年5月になると、道府県民税や都民税などを管轄する財務事務所から納税通知書が届き、原則的に一括で納付します。 一度に多額の自動車税を支払うことに負担を感じ、分割払いはできないか気になっている方は多いのではないでしょうか。 本記事では、自動税を分割納付する方法について解説します。 自動車税は分割納付ができる 自動車税は、一定の条件を満たすことで分割納付が認められます。 自動車税は地方税の一つであり、地方税法で定められています。地方税法の第八節に「納税の猶予」が定められており「第十五条に徴収猶予の要件等」として、地方団体の長が徴収の猶予ができる条件を定めています。 一 納税者又は特別徴収義務者がその財産につき、震災、風水害、火災その他の災害を受け、又は盗難にかかつたとき。二 納税者若しくは特別徴収義務者又はこれらの者と生計を一にする親族が病気にかかり、又は負傷したとき。三 納税者又は特別徴収義務者がその事業を廃止し、又は休止したとき。四 納税者又は特別徴収義務者がその事業につき著しい損失を受けたとき。五 前各号のいずれかに該当する事実に類する事実があつたとき。 引用: e-GOV法令検索「地方税法(昭和二十五年法律第二百二十六号)第八節 納税の猶予」 以上に該当する場合に、申請に基づいて一年を限度に徴収を猶予できるとされています。自己判断せずに、納付先の財務事務所へ相談することが必要です。 クレジットカードやローンを活用する方法もある 前述のとおり自動車税は地方税であり、居住する地域を管轄する財務事務所などに納付します。納付方法は各財務事務所や税事務所等で指定されており、クレジットカードが使えるところもあるので確認してください。クレジットカードであれば一括払いだけでなく、分割払い、リボ払いが選択できることもあります。 クレジットカード払い以外の方法としては、カードローンやフリーローンを利用することで、事実上分割払いにできます。 自動車税を滞納するリスク 自動車税の滞納には、4つのリスクがあります。自動車税の一括納付が難しい場合は、納付先の機関へ速やかに相談しましょう。 車の売却ができなくなる 自動車税を滞納していると、車を売却できません。前述のとおり、自動車税は自動車を所有していることに対する税金であり、納付されていなければ売却はもちろん、所有もできないということになります。 自動車を売却する際に必要となる書類の一つに、自動車納税証明書がありますが、これは売却しようとしている車に対して、自動車税が支払われていることを証明するために必要です。 車検に通せなくなる 自動車税を滞納すると、車検に通らなくなります。理由は売却の場合と同様に、車検の際に自動車税が納められているか確認されるためです。 なお、平成27年4月以前は車検時に自動車税納税証明書が必要でしたが、現在は省略できます。納税については運輸支局・自動車検査登録事務所が、電子的に確認を行っています。 ただし、車検を第三者に依頼する場合には、納税証明書の提示が求められるかもしれません。また、軽自動車やバイクについては、納税証明書の提示が必要です。 延滞金が発生する 自動車税に限らず地方税を延滞すると、延滞金が発生します。延滞金は地方税法第56条第2項等に基づいて定められており、滞納した税額や期間によって金額が異なります。 延滞金の利率は、納期限の翌日から1ヶ月を経過する日までは年7.3%、納期限から1ヶ月を経過した日から納税の日までは年14.6%です(2022年10月時点)。 財産が差し押さえられる 延滞金を支払わない場合、最終的に財産が差し押さえられる可能性があります。

道路標識の意味や種類とは?安全運転に役立つ代表的な標識や役割を解説
旧車の魅力と知識2022.11.16

道路標識の意味や種類とは?安全運転に役立つ代表的な標識や役割を解説

運転に必要な道路標識の知識は、教習の段階で身につけます。しかし、運転免許を取得した後に忘れてしまうこともあるでしょう。この記事では、道路にある標識の種類、役割・意味、よく見かける標識を紹介します。種類や意味などを再確認して、安全運転に役立ててください。 道路標識の種類と役割・意味 道路標識には、4種類の本標識(案内・警戒・規制・指示)と補助標識があります。それぞれの標識の種類や役割は次のとおりです。 案内標識 案内標識は、地点の名称、方面、距離などを示す標識です。通行の便宜を図るために設置され、一般道路は青地、高速道路は緑地で示されます。カーナビにも表示されることがあります。ただし、カーナビの表示が古い情報となっている場合があるため、道に迷ったときは道路にある標識に従って走行しましょう。 警戒標識 警戒標識は、道路上の危険や注意すべきことなどを知らせる標識です。標識の色は黄色地で、形はひし形です。警戒標識には、さまざまな種類があります。いずれも警告する意味で設置されているため、黄色の警戒標識を見かけたときには、先の状況に注意しながら走行しましょう。 規制標識 規制標識は、特定の交通方法を禁止したり指定したりする標識です。最近では、運転支援システムの一部として標識を認識する機能が普及しています。この運転支援システムで認識している標識の多くは規制標識です。 指示標識 指示標識は、交通方法や道路交通上で決められた場所などを指示する標識です。指示標識に従わない場合、交通違反となることもあるため、後述する主な標識は覚えておきましょう。 補助標識 補助標識は、本標識の意味を補足するものとして設置されています。本標識の下に取り付けられることが多い補助標識は、規制の理由や適用される時間・曜日・自動車の種類などを示しています。重要な情報が表示されていることもあるため、見落とさないよう注意しましょう。 主要な道路標識一覧 ここからは、よく見かける標識を紹介します。 案内標識 よく見かける案内標識は次のとおりです。 ・都府県・市町村 この標識は、都府県や市町村を表示しています。色は、一般道路が青地、高速道路が緑地です。 ・入口の方向 この標識は、道路の入り口を道路名と矢印で示しています。主に高速道路の入り口に使われています。 ・入口の予告 入り口の予告標識は、道路の入り口までどのくらいの距離があるのか示しています。主に高速道路の入り口に使われています。 ・方面・距離 方面・距離は、この先どのくらいの距離を進めばどこに行けるのか示しています。標識の色は、一般道路が青地、高速道路が緑地です。 ・待避所 待避所の標識は、待避所があることを示しています。非常駐車帯の標識と似ているため、間違えないよう注意しましょう。見分け方は、破線がないのが待避所、破線があるのが非常駐車帯です。 警戒標識 よく見かける標識は次のとおりです。 ・十形道路交差点あり 「十形道路交差点あり」は、十字路があることを示しています。見通しの悪い交差点の手前などに設置されていることが多いです。 ・ロータリーあり 「ロータリーあり」は、この先にロータリーがあることを知らせています。 ・つづら折りあり 「つづら折りあり」は、この先に曲がりくねった道があることを事前に知らせています。この標識を見かけたら、道路外や対向車線にはみ出さないよう速度に注意して走行しましょう。 ・踏切あり 「踏切あり」は、この先に踏切があることを知らせています。踏切を通過する前は一時停止の義務があるため、踏切通過の渋滞の列に追突しないよう注意しましょう。また、踏切を通過するときは、踏切の先に自車が入れるスペースがあるか確認してから進むようにしてください。踏切内に残ってしまうと危険なことになります。 ・動物が飛び出すおそれあり 「動物が飛び出すおそれあり」は、山間部や自然が多い場所などに設置されていることが多いです。飛び出してくる動物に注意しましょう。 規制標識 よく見かける標識は、次のとおりです。 ・通行止め 「通行止め」は、歩行者、車、路面電車が通行できないことを示しています。車両通行止と意味を間違えないよう注意しましょう。 ・車両進入禁止 「車両進入禁止」は、一方通行路の出口に設置されています。標識と対面になる方向(標識の表面の方向)から進入することができません。 ・指定方向外進行禁止 「指定方向外進行禁止」は、矢印が示す方向以外に進むことを禁止しています。交差点の手前にあることが多いため、見落とさないよう注意しましょう。 ・駐停車禁止 「駐停車禁止」は、駐車と停車の両方を禁止しています。標識内の斜線が2本で「×」印になっていることが特徴です。似ている標識には「駐車禁止」があります。駐車禁止は、斜線1本となります。 ・高さ制限 「高さ制限」は、表示されている高さより高い車(積載した荷物の高さも含む)の通行止めを意味しています。 指示標識 よく見かける標識は、次のとおりです。 ・軌道敷内通行可 「軌道敷内通行可」は、自動車が軌道敷内(路面電車の線路内)を通行できることを示しています。 ・優先道路 「優先道路」は、標識が設置されている道路が優先道路であることを示しています。 ・横断歩道・自転車横断帯 「横断歩道・自転車横断帯」は、横断歩道と自転車横断帯であることを示しています。 ・規制予告 「規制予告」は、表示されている交通規制が前方で行われていることを予告しています。先の状況に注意しながら走行しましょう。 ・安全地帯 「安全地帯」は、安全地帯であることを示しています。 補助標識 よく見かける標識は、次のとおりです。 ・距離・区域 距離・区域は、「この先100m」や「ここから10m」など距離や区域を示しています。 ・駐車余地 駐車余地は、駐車するときに空けておかなければならない右側の余地を示しています。 ・追越し禁止 追越し禁止は、追い越しの禁止を示しています。 ・横風注意 横風注意は、横風のおそれがあることを注意しています。主にトンネルの出口や切り通しの先に設置されています。 ・駐車時間制限 駐車時間制限は、駐車できる時間がパーキングメーターまたはパーキングチケットに表示された時刻までであることを示しています。 道路標識を守らないことの危険性 道路標識を守らない場合は交通違反となり、取り締まりの対象となります。また、交通事故に発展することもあります。他の交通の迷惑や事故にならないようにするためにも、標識に従って走行しましょう。 道路標識は、交差点の直前・直後に設置されていることが多く、道路の左側や上側にある場合がほとんどです(道路形状や一方通行路などの場合には、右側に設置されていることもあります)。 また、道路には標識だけでなく、路面のペイントや道路鋲などによって示される標示もあります。標識だけに気を取られていると、標示を見落としてしまう可能性があるため、標識・標示の両方に目配りをして運転することが大切です。 さらに、運転をするときは、道路標識や標示に加え、他の交通(歩行者・自転車・バイク・車両)の動きや信号などにも目配りをする必要があります。このように、さまざまな所へ目配りして、危険を予測しながら運転することが大切です。 取り締まられてしまったり、事故を起こしたりしないためにも、標識や標示などを見落とさないよう注意しましょう。

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